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題名:ブラックバス |
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ブラックバスの振り返り構図は定番わるくいえばありきたりですが、その定番の絵を描きました。
リアル絵を描くときにいつも葛藤があるのが、写真と絵の違いをどう表すか。 精密なデータが欲しいのならブラックバスの写真で十分。それを絵に表す意味は何なのか。 私はそれに対し「写真では表現しきれないものを絵で表現する」にあると考えています。この振り向きポーズも、ありきたりとはいってみたものの、ブラックバスがこのようにポーズをとってくれるのをひたすらシャッターチャンスを狙うのは至難の業。 手描きの「キャラ化」も、写真じゃだしきれないものを、の一環であります。 特にこのイラストは、あまり描き込みすぎず、すっきりしたイメージで仕上げることを心がけ、若干ディテールをディフォルメしました。 ブラックバスというのは不思議な魚です。これほどまでに愛され、そして一方でこれほどまでに嫌われる魚って、なかなかにいないんじゃないですか。 でも、ブラックバスを好きか嫌いかと決めるのは、あくまで人間の価値観。自分に害があるから害であり、益をもたらすから益。別にブラックバスが望んだ訳ではありません。 勝手に放流したのも人間。リリース禁止と称して食べられもせずに処分する法律を決めたのも人間。 ブラックバスは人間が勝手にきめたことに翻弄させられている。 そう考えると不憫な魚だと、思うのです。 私はどのような魚であっても、描く際には「愛」が出ます。「愛」がなければロクな作品になりません。 私はこのイラストページでまで、ブラックバス論争に加わるつもりはありません。「いきものである以上扱いは平等です」と考えています。 もちろん時々バス釣りもします。その際にはリリースせずに締めて持ち帰って食べるようこころがけています。塩焼きはちょっときつかったので、他の方法を模索中です。 たとえば私の作品にひんぱんにでてくるマダコ、タコだってイセエビ漁師からみれば最悪の敵ですよね。 オオクチバス 英名・Largemouth bass 学名・Micropterus salmoides Lacepede 1802 スズキ目・サンフィッシュ科 体長・30-50cm 分布・北アメリカ南東部 日本各地の止水域、流れの緩い河川域 |
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